新興国へ直接投資をする際、最初の壁が「送金」だ。
日本の銀行からSwift送金をすると、中継銀行手数料やら為替手数料やらで、着金する頃には数千円〜1万円近くが消えていることがある。
少額から実験を始めたい我々にとって、これは致命的だ。
なぜWISEなのか
結論から言うと、WISE(旧TransferWise)一択だ。
- 隠れコストゼロ:Google検索で出る「実勢レート」で両替される。銀行レートに含まれる見えない手数料がない。
- 着金が速い :相手国の国内送金網を使う仕組みのため、場合によっては数秒〜数時間で着金する。
- 透明性 :送金手続き時に「相手にいくら届くか」が1円単位で確定する。
使い方のフロー
マイナンバーカードとスマホがあれば、15分程度で完了する。
eKYC(オンライン本人確認)の精度は高く、郵便を待つ必要はない。
アプリを開き、「送る(Send)」をタップ。
送金元通貨(JPY)と送金先通貨(USD, EUR, VNDなど)を選ぶ。
※一部の新興国通貨へは直接送れない場合があるため、その場合は一度USD送金を経由するなどの工夫が必要。
【重要】証券口座への送金について
送金先に個人名義ではなく「証券会社の顧客口座(Client Account)」などを指定する場合、WISE側で「本人名義ではない」と判断され、資金が返金(差戻)されるケースがある。
実際、私は送金先に証券口座情報をそのまま記載したところ、一度差戻となり、1週間のタイムラグが発生した。
ブローカーの指示をよく確認し、「受取人(Recipient)」が誰であるべきかを明確にすること。
指定されたWISEの日本口座(PayPay銀行や三菱UFJ銀行など)へ、ネットバンキングから振り込む。
【実践ログ】実際の送金タイムライン
以下は、実際に私がバングラデシュへ送金した際の記録だ。
一度差戻しがあったため時間がかかっているが、スムーズに行けば数日で完了するはずだ。
- 2月13日 18:47 送金手続きを作成
(入金手続きを忘れずに!) - 2月13日 20:41 お客様からのJPYの入金を確認しました
- 2月20日 20:09 BDTの送金を開始しました
※ここで差戻し対応等のため1週間ギャップあり(2/20再送金) - 2月23日 21:00 お客様の銀行に正常に送金が行われました
注意事項:口座に反映されるまで2営業日程かかる場合があります。
今回の送金実績
送金額:505,343 JPY
受取人の受取額:394,442 BDT
(2/20送金 → 2/24 現地口座残高確認完了)
【参考】口座開設完了メール
参考までに、バングラデシュから、口座開設が完了した際に届くメールの内容も共有しておく。
このメールに記載された情報(銀行名や支店名など)をWISEの送金先として登録することになる。
Subject: Account Opening Confirmation
Dear Sir,
Greetings from Commercial Bank of Ceylon PLC, Bangladesh Operations
We are pleased to inform you that we have opened your NITA and BO account as per your account opening form.
Your account details are as follows,
BO ID: ***
Name of the A/C Holder: ***(名前)
BO TYPE: Individual
NITA A/C No.: 100000xxxx ← 送金時の口座番号はこれです。(Wiseの場合、間違って送付すると2〜3日で差し戻されます)
Bank Name: Commercial Bank of Ceylon PLC
Branch: ***
Routing Number: *** ← 支店コード
SWIFT: ***
Address: Royal Tower (1st Floor), 4 Panthapath C/A, Dhaka-1205
WISEへの登録はこちら
(初回送金手数料が割引になるクーポン付き)
送金が完了したら、いよいよ注文だ。



comment