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オリガルヒ構造を理解する —— 新興国株の「見えない大株主」
前回までに、国そのものに起因するカントリー・リスクと、その極端なかたちである資産没収の事例史を見てきました。そこから一段、視点を下ろしてくると、次に気になるのは「その国の上場企業は、誰が実際に握っているのか」という問いです。 新興国株のチ... -
次のホームラン新興国を選ぶ3つの物差し
新興国投資の面白さは、先進国株ではまず起きない「10年で株価が3倍、通貨を含めた円建てリターンでも2倍以上」という、いわゆるホームランが現実に起きることにあります。1990年代の韓国・台湾、2000年代のブラジル・ロシア、2010年代のインドといった、... -
政府に資産を没収された事例史 —— 新興国投資で知っておきたい「最悪シナリオ」
前回、カントリー・リスクを5つに分けて眺めました。その中で、政治リスクと資本移動規制リスクの「行き着く先」として登場するのが、政府による資産の没収や凍結です。 「まさか21世紀に、そんな国がないだろう」と思うかもしれません。ただ、近現代の資... -
初心の手紙 vol.03 ── 投資は戦略だよ、兄弟!
株式市場でもっとも根本的な戦法は、チャートでも心理戦でもない。資金管理だ。コア・サテライト戦略の3要素、VTI を原資(バンクロール)にする理由、米国株を選ぶ意味──戦略を立てて考えよう、兄弟。 -
初心の手紙 vol.01 ── まずはブレーキの話から
まずはブレーキの話から。1年で資産が5倍になる経験を2度。爆益が私生活を破綻させ、労働を馬鹿らしくし、貯める力を故障させる。BTC、転売、ドール3体──強欲が自分を壊した4年間の記録。 -
初心の手紙 vol.02 ── なぜリスクをとらないといけないの?
投資をしない、それ自体がリスクである。リスクとは「危険」ではなく「変動値」。日本円という変動する通貨に一点集中投資していませんか? 失敗を戦略に折り込む発想を。 -
初心の手紙 vol.00 ── 自己紹介
お金がない、やばい、カードの支払いを乗り越えるために働いている──。2021年、29歳・社会人4年目・資産2000万円のわたしが、投資をしない友人にあてて書いた、35通の手紙の最初の1通。 -
バングラデシュ投資って正直どうなの?初心者が最初に知るべき 5 つの誤解
「最貧国」「人口過多」「インドと同類」「新興国投信で買える」「短期で儲かる」── バングラデシュ投資について、初心者が躓きやすい 5 つの誤解を、世界銀行データ・MSCI 区分・地図・PER 比較から、ファクトで解きほぐします。 -
バングラデシュ株は投信・ETFで買えない?日本人投資家が最初に知るべき現実
VWO・EEM や日本の新興国投信を買っても、バングラデシュ比率はゼロ。MSCI のフロンティア区分から新興国へ昇格するための 4 条件、中国 A 株が辿った 5 年以上の編入プロセス、ベトナム前例。なぜいま現地証券口座(NITA)が唯一の正規ルートなのかを、ファクトベースで整理します。 -
NATO の歴史 ― 金融でつくられた「共産化防壁」と、その賞味期限
イラン情勢を巡って、米国と欧州 NATO の足並みが揃いません。「米国とNATOに溝ができている」という見方は、半分正しいです。だが、本質は NATO 自体がオワコンになりつつある という構造的な変化です。 NATO は元々、軍事同盟である前に 金融装置 として...