分析屋さん– Author –
-
PER をプロはどう読むか —— トレーリング・フォワード・継続事業ベースの使い分け
株価の割高・割安を一発で判断したい、というニーズを満たしてきた最古参の指標が PER(株価収益率)だ。Yahoo! ファイナンスでも証券会社のサイトでも、まず最初に目にする数字でもある。 ところが、実務でアナリストやポートフォリオ・マネージャーが見...bangladesh -
初心の手紙 vol.16 ── 死を受け入れる心理学がまんま株式市場の損失な件
ZOOM で 1 週間 60 万溶かしたわたしが見た「死の受容の 5 段階」── 否認・怒り・取り引き・抑うつ・受容。各段階を株式市場で再現すると、不思議なほど自分の心の動きが客観視できる。初心の手紙 -
経済統計に潜む3つの落とし穴 —— 数字を信じる前に確認すべきこと
マクロ経済の議論には、必ず数字がついて回る。GDP 成長率が 5%、失業率が 3.6%、インフレ率が 2.4%、というふうに、議論はいつの間にか数字の比較で進む。だが、こうした数字は、想像以上に「定義」と「集計方法」と「改定」に振り回されている。「同じ単...bangladesh -
初心の手紙 vol.15 ── 資産が溶けた時に見直したいポートフォリオの中身
1 週間で 100 万が消えた 2021 年 2 月。金利上昇でグロース株 ETF が暴落、しかし日本商社・銀行・航空・BTC が支えてくれた。同じリターンでも「質」が違う。ビルディング・ブロックと、金(GLD)・債券をポートフォリオに。初心の手紙 -
比較を捨てる、という最強の節約 ― 同期と比べた瞬間、自分軸は消える
「同期はもう家を買った」「あの人は副業で月 50 万円」「そっちはまだ独身?」── こういう情報が、自分の判断に毎日入り込んでくる。 今日は、比較こそ 最大のコスト である、という話を書く。 目次 比較した瞬間、ゴールが書き換わる 比較対象は、無限に...生き方 -
「新奇性」という最強のシグナル —— 大化け株を早く見抜くための3類型
株式投資の世界でしばしば語られる経験則の一つに、「Novelty(新奇性)は最強のシグナルである」というものがある。過去の大化け銘柄を振り返ると、そのきっかけは意外なほどシンプルで、「今まで誰も見たことがないもの」が会社のどこかに現れた、という...bangladesh -
初心の手紙 vol.14 ── 洗濯機を買えないわたしと、メンタル・アカウンティング
投資用口座に入っているお金を引き出そうとすると、吐き気がする。BTC 暴落で生活破綻した極貧期に、家計簿(PLBS)と松下幸之助の「社員稼業」から組み直した、お金に色をつける戦略。初心の手紙 -
資本蓄積と輸出主導成長 —— なぜ新興国はまず輸出産業を育てるのか
新興国の経済成長戦略を眺めていると、表現は違っても、戦後成功した国はほぼ例外なく「輸出主導成長(Export-Led Growth)」というモデルを採っている。日本、韓国、台湾、シンガポール、中国、ベトナム、いずれも、輸出産業の育成から離陸して、徐々に内...bangladesh -
雇用統計が株価に効くメカニズム —— NFP が動かす金融市場の連鎖反応
月に一度、第一金曜日の日本時間夜9時半(冬時間は10時半)になると、世界中の投資家が画面に釘付けになる。米国労働省が発表する雇用統計、とりわけ非農業部門雇用者数(NFP)と失業率の数字である。このたった数行の数字に、株・債券・為替のすべてが反...bangladesh -
初心の手紙 vol.13 ── 投資家がしっておくべき二つの道
株で最も損するのは「市場にお金を置いておかなかったこと」。理性を手放した瞬間、リスクは「危険」に変わる。投資家には 2 つの道しかない ── VTI を買うか、決算が読める投資家になるか。初心の手紙