分析屋さん– Author –
-
新興国はいつ買うか ― 金利とドルで決まる「入りどき」
新興国株は「どの銘柄を買うか」に目が行きがちです。けれども長く見ていると、それと同じくらい、ときにはそれ以上に効くのが「いつ買うか」です。同じ銘柄でも、入る局面を間違えると、良い会社なのに何年も報われないことが起こります。この記事では、...マーケット基礎シリーズ -
燃料電池(FC)の構造と需給 —— FCV と定置用、プラチナ需要、水素インフラ
脱炭素の文脈で、リチウムイオン電池とともに長く議論されてきたのが、燃料電池(Fuel Cell、FC)だ。水素を燃料として電気を取り出す仕組みで、自動車(FCV、Fuel Cell Vehicle)への搭載が長年期待されてきた。しかし、結果としてリチウムイオンの BEV(...bangladesh -
「超知能」時代に備える銘柄分類学 —— 半導体・電力・データ・ソフトウェアの4層構造
2022年末の ChatGPT 公開以降、AI(人工知能)は単なる「テクノロジー業界のテーマ」を超え、株式市場全体を動かす中心軸になった。エヌビディアの時価総額が4兆ドル目前まで膨らみ、マイクロソフト・Google・メタ・Apple・アマゾンとあわせた「Magnificen...bangladesh -
量子コンピュータ入門 —— 商用化のロードマップと投資視点
量子コンピュータは、ここ数年でメディア露出が一気に増えた技術テーマだ。Google が2019年に「量子超越(Quantum Supremacy)」を達成、IBM が量子クラウドを提供開始、IonQ・Rigetti・D-Wave が SPAC で上場、エヌビディアが量子計算向けプラットフォー...bangladesh -
アドバイスを受けない、という贅沢 ― 精神的環境設計としてのFIRE
「これ、こうした方がいいよ」「こっちの銘柄の方が」「もっと節約しないと」── 善意のアドバイスは、判断のノイズだ。 この記事の結論は、こうだ。 実際にやってない人の話をきいても、仕方なくない……?? 目次 アドバイスは、ほとんどが「相手のため」で...生き方 -
小型原子炉(SMR)の基礎と関連銘柄の見方 —— 次世代原子力の市場化
2020年代後半から、原子力発電が再評価される動きが世界規模で進んでいる。特に注目されているのが SMR(Small Modular Reactor、小型モジュール炉)と呼ばれる新世代の原子炉だ。AI 関連のデータセンターの電力需要急増、脱炭素目標、エネルギー安全保障...bangladesh -
初心の手紙 vol.31 ── お金で幸せを買う方法 その2
時間をお金とみなすと、いい音楽を聞いてもいらいらする。アニメ 16 時間、サウナで意地を張った頃は幸せだった。時給を計算して「時は金なり」を体験してみる実験。最後の手紙、32 通目。初心の手紙 -
NY時間の「レートチェック」—— 為替介入のサインを読む
為替市場の関係者のあいだで、ときどき耳にする言葉が「レートチェック(Rate Check)」だ。日銀・財務省が、円安が進んだ局面で実施する、市場との対話プロセスのひとつである。表面的にはただの「レートの問い合わせ」だが、これが入った瞬間、市場参加...bangladesh -
初心の手紙 vol.30 ── お金で幸せを買う方法 その1
20 万の iPad に飽きた瞬間、「お金で買える幸せには賞味期限がある」と気づいた。BMW と国産車のドライブ幸福度研究、Google 社員旅行が一億円より価値があった話。経験を買う ── 第一歩。初心の手紙 -
初心の手紙 vol.28 ── 株式を発明しても、人間ってあんまり変わらない
1602 年、オランダ商人がスペイン・ポルトガルに勝つために編み出した株式の 4 つの究極機能。資金調達としての 1〜3 が「投資」、転売益の 4 が「投機」。1890 年代の鉄道と決算書のはじまり。決算原理主義への到達。初心の手紙