分析屋さん– Author –
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「上がるから買う、買うから上がる」—— 群集心理と再帰性のメカニズム
株式市場で、特定の銘柄が短期間に何倍にも跳ね上がる現象は、決して珍しくない。テスラ、ゲームストップ、エヌビディア、ビットコイン関連株、近年だとソフトバンクグループや、AI 半導体銘柄群がそうだ。これらの局面で起きていることは、業績やバリュエ...bangladesh -
初心の手紙 vol.20 ── 一億もっても(きっと)幸せにはなれない件
スマホで通帳を眺めてうっとりする性癖の告白。100 万→1,000 万→2,000 万、それぞれの瞬間で「お金持ちじゃないじゃん」と気づく。お金は人生の選択肢を増やす一手段だ、と気づくまでに 4 年かかった。初心の手紙 -
生存者バイアス —— 「成功者の声」だけを聞くと判断を誤る
投資の世界では、毎日のように「億り人」「テンバガー達成」「FIRE 成功者」の体験談が流れてくる。SNS にも書籍にも YouTube にも、成功した人たちの声があふれている。これらの体験談を真剣に読んで、「自分も同じ方法で成功できる」と思った瞬間、生存...bangladesh -
Loser’s game としての株式投資 —— 勝とうとせず、負けないための思考
株式投資には「勝ち負け」のメタファーがよく使われる。ベンチマークに勝った、市場に負けた、という言い方を毎日のように耳にする。だが、この勝ち負けの中身を本気で分析していくと、株式投資は「上手なプレーで勝つゲーム」ではなく、「下手なプレーを...bangladesh -
初心の手紙 vol.19 ── 『短期』投資は罠ばかり
「短期」投資の期間がぼやけているのは、証券会社の思惑だ。「若者はリスク取れる」も同じ営業トーク。JR 東で 67 万・2 ヶ月で利確した「わたしにとって心地よい短期」の話。上手い人の発想を、模倣する。初心の手紙 -
損益分岐点とシャットダウン判断 —— 企業がいつ事業を畳むのかをミクロ経済学で読む
業績が悪化した企業について、「いつ赤字に転落するか」「どの売上水準でリストラに踏み切るか」「最終的にいつ事業から撤退するか」をめぐって議論が交わされることがある。これらの問いに、ミクロ経済学はかなり明快な答え方をしている。鍵になる概念が...bangladesh -
初心の手紙 vol.18 ── 戦争と貯蓄
日本人はなぜ貯金が好きなのか? 答えは「戦争のために金が必要だったから」。1930 年代の貯蓄推奨、戦後の救国貯蓄運動、高度成長期の高金利。100 年前の理屈で、今を生きていないか。初心の手紙 -
目立ちたくない、という設計 ― FIRE後に「すごい」と言われない技術
世間でよく聞くのは 「目立ちたい」FIRE だ。SNS で資産公開、海外移住、毎月の支出ログを赤裸々に。だが、自分の場合は逆だ。目立ちたくないから FIRE を設計した。 今日は、注目を集めずに自由を確保する、という FIRE の設計思想を書く。 目次 「すごい...生き方 -
歴史的大暴落の直前 PER —— バブルはどこから始まり、どこで弾けるか
株式市場の歴史を振り返ると、必ず数年に一度、大きな暴落がやってくる。1929年の大恐慌、1970年代のニフティフィフティ崩壊、1987年のブラックマンデー、1989年の日本バブル、2000年のドットコム、2007年のリーマン前夜。これらが起きた直前のバリュエー...bangladesh -
初心の手紙 vol.17 ── 地合いの悪い今だからこそ、投資の基本に立ち止まって考えてみた
株価収益率 PER で位置を確認する。金融/業績/逆金融/逆業績の 4 ローテーション。2021 年 3 月、いまどこにいるのか? わからないなら、無知へのヘッジで VTI ── というのが、いまいまの戦略だ。初心の手紙