やりました!
BTC(ビットコイン)の大暴落。30% 以上の暴落を、ほぼ天井で売り抜けました!
20 万の売りで、約 5 万円の利益。
素晴らしい。
で、資産全体は、マイナス 300 万!
…… あれ?
投資における勉強料って、天井がないんですよね。
給料一年分が消し飛ぶだなんて、気持ち良すぎてどうにかなってしまいそう。
長期ポートフォリオの 4 つのルール
今回の結論は、こうです。
BTC とか仮想通貨全般の値動きが激しいコモディティに対して、短期投資の割合を増やす必要があったんだな。
つけ加えるなら、ひとつの商品への投資は資産全体の 5〜10% を上限にする。
ここに、利益が膨らんだ段階で資産をローテーションできるようなルール作りをしておく、と言うことでしょうか。
過去に読んでいた本にも、大抵書かれていることなんですけど、見落としがちな項目でもあります。
わたしは違うとか、資産の規模が違うから関係ないとか。
若いから、リスクはたくさん取れる方だ、とか。
特に、相場が上昇基調にあるときは、リスクを取りがちです。
そして、降りれない。
- これを手放したら、これ以降の暴騰が取れないじゃないか、とか
- 今まで「じわじわ」上がってきてるんだから、まだ持っておくのが正解なんじゃないか、とか
そんなことを考えてしまうわけです。
わたしは売りたくない、利確して税金を払うなんてもったいない、いま以上に値上がりしたらどうする!? の精神で、2018 年に仮想通貨で 500 万を溶かし、2021 年に 300 万を溶かしたと言うわけです。
そして、キリキリと痛む胃をなだめすかしながら、いまも 26,000 ドルまで下がるかもしれない相場に怯えているとうわけです。
わたしのようにならないためにも、ぜひ次の戦略を覚えておいてください。
- 長期投資のポートフォリオを組む
- 株・現金や債券・金、銀などのコモディティの投資割合を決める
- ニュースで自分の保有する商品が話題になったら、リバランスを考える
- ひとつの商品への投資は資産全体の 5〜10% を上限にする
1 商品 5〜10% ルールが効く理由
特に、わたしが手痛い教訓になったのは次の項目です。
ひとつの商品への投資は資産全体の 5〜10% を上限にする。
これのポイントは、何も初めから 10% まで買い進めるな、という意味だけではない、ということです。
ポートフォリオの主要銘柄に育った場合の対応について誤るな、ということでもあります。
怪しい商品だから。自信がないから。ボラティリティが高いから。
そんな理由で、ポートフォリオの 1〜2% だけ購入する。
長期で保有しているうちに、次第に膨らんでいき、気がついたら 30〜40% を占めていた ……。
なんて状況でも有効な戦略なのが、「ひとつの商品への投資は資産全体の 5〜10% を上限にする」です。
一番儲かるのは、決算をまたいだ急騰ではありません。
上昇基調に乗ってじわじわと高値を更新し続ける波に乗れた時です。
幸いにも新高値を次々に更新し、100%、200% の上昇する。まだまだ上昇基調であるなら、黙って値段についてく。
含み益に「耐えながら」ながめている。
長期の上昇相場、いわゆるスイングトレードの波に乗ると、資産が膨らんでいきます。
ポートフォリオに占める割合もどんどん膨れ上がり、気がついたら全体の 3 割を占めている。
2021 年 BTC の例
今回の仮想通貨バブルについて見ていきましょう。
じわじわとついてくる高騰。
資産に占める BTC の割合が膨れて行きます。
仮想通貨は、わたしのポートフォリオの 4 割に迫る勢いでした。
ここでわたしは、原資だけを抜いて放置します。
そして、黙ってついていく。
タイミングは、大抵チャートが教えてくれます。
あるいは、ニュースが良い情報で溢れはじめたタイミングかもしれません。
急上昇して、上値と下値でチャートが波うつようになったあたりが、リバランスのタイミングです。
ちなみにリバランスとは、膨れ上がった利益を、別の商品に移すことを言います。
そして、審判の日。
目覚めた途端に飛び込んでくる、−30% という数字。
急上昇した相場では、絶対に急落します。
大抵、マーケットはチャンスをくれます。揺り戻し、あるいはデッドキャットバウンス(猫の死骸がはねる!)と呼ばれる現象が必ずあります。
これが、まさに売り時。あるいは、ローテーションの最後のチャンスです。
明らかにチャートの雲行きが怪しくなってきた。短期口座の部分で売りを試しておくべき瞬間、かな?
そんな事を考えつつ、長期保有という言葉の「雰囲気」を思い出し、仮想通貨を手放す選択を拒否。
手元の資金を確認するも、短期戦略で別のアイデアを試していたために資金が足りず。
かろうじてかき集めた 20 万を使ってヘッジポジション、いわゆる空売りを始めたところで、暴落。
売り時は正解だったのに、マイナス 300 万。あれ?
「現金の比率に投資する」という発想
皆さんはこれを聞いてどう思いますか?
そんなこと、関係ない?
いいえ。あります。株式を嗜んでいるのであれば、遅かれ早かれ、絶対にチャンスが来ます。
そして、チャンスを物にするために利確するのが、とても難しい。
長期投資は、買ったまま、ずっと放置するわけではありません。
比率が高くなったものを売り、そのお金で比率がさがったものを買い増すという行為。
これでもって初めて、手元に資金が増えるんです。
えー、でも儲かってるんでしょう? 2 ヶ月で 2 倍、3 倍になる株ってなかなかないよ? 他にみつけられないし、いまのままで良くない?
この点で盲点です。
「現金の比率に投資する」ことも、立派な投資戦略だということに、わたしは気がついていませんでした。
自分で編み出したオリジナル技法の 99% はゴミ
4 つのルールは、わたしが言い出したことではありません。
投資の本を紐解けば、どこかしらに、似たような記述があります。
先人が、これはやめとけ、といった物に手を出して失敗しているという、非常にわかりやすい構造でした。
自分で編み出したオリジナル技法やアプローチの 99% はゴミなんです!
人間の本質は、数千年前から変わりません。
近頃の若いもんは、とローマ時代の石板に書いてあるんですから、まちがいないです。
なら、先人の失敗例に倣うのが、最も手っ取り早い。
ならば、上記のような 4 つのルールを守って投資するのが、お金持ちになる早道なんではないかというのが、300 万払って得たわたしの学びでした。
わたしは、若いからと無理をしてツッパった結果、先人の知恵を学び損ねて二度も失敗してしまいました。
チャンスをチャンスとして掴みたいのであれば、皆さんはぜひ、先人に従って投資をしてください。
おまけ ── タルムードの金言を、実践できなかった
順調なときに、暴落に対して備えをする。
タルムードの金言「7 頭の太った牛と痩せた牛」を知っていたにもかかわらず実践できなかった、ということですね。
わたしの戦略は、長期と短期を混ぜたコアサテライト戦略です。
今回の失敗は、強欲になってリバランスを怠ったことが一因です。
それがいやなら、長期ポートフォリオの資産減少を守るべく、短期で売りを図るべきでした。
なのに、BTC 暴落の直近一週間で、現金比率は 10% 未満という状況。
暴落の時に現金を保有しておらず、機動的に対応できませんでした。
現金が手元にないなあ、という認識はあったので、最近は株の購入を控えて現金を貯めるようにしていましたが、到底間に合いませんでした。
チャンスを物にするには、準備が「終わっている」必要があるんですね。
なかなか難しい ……。
2021 年某日

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