さあ、今日は何を買おう。
現金を、証券会社のページを開いて、銘柄とチャートを見比べはじめる。
このやり方は、多分上手くいきません。
なぜわかるかって、わたしの上手くいかない、「悪い習慣」だからです。
逆を言うと、これを辞めたら儲かるようになる「良い習慣」もあるようです。
すなわち。
投資するずっと前に、調べることに時間を大量にぶっ込んでいるか否か。
悪い習慣といい習慣
投資はギャンブルではない。
この記事を読みにこられているかたは、経験はどうあれ投資について勉強をされている皆さんですから、この点については共感いただけると思います。
であるにもかかわらず、お金がかかってくると自分の行動がギャンブル的になっていませんか?
無意識のうちに、悪い習慣を悪いと気づかないままに行動していませんか?
例えば、こんな感じ。
- Twitter その他で流れてきた銘柄に飛びついて、大赤字を出してしまった
- かねてから見繕っていた銘柄が急騰したため、慌てて飛びついたところで揺り戻しをくらった
- 銘柄選びに成功し、20% の上昇! 予定にはなかったけれど、購入単価を上げることを覚悟で追加購入。そして暴落
私はもちろん、全部経験済みです。なんなら、今でもやりがちな失敗です。
日記を書いていると、愚かなくらいに同じ行動を繰り返しています。
わたしは残念ながら頭の性能はあまりよくないため、瞬間で場当たり的に動いて購入した株は、チャート的にもファンダメンタル的にも間違いであることが多いです。
じゃあ、いい習慣ってなんでしょうね?
こちらについては、上手い人の話を一時間でも二時間でも、じっくり耳を傾けて聴いているとわかってきます。
実際に投資するまでの情報量が段違いですから。
しかも、よく流れてくるような情報ではありません。
決算に目を通した上で、その企業のどのあたりが、ビジネスとして優れているかということを把握されています。
書くのは単純です。が、おそらく皆さん、こう思われるはずです。
時間かかりすぎ!
そうなんです。
上手いひとは、投資に費やす時間が違います。
思考の量が、段違いなんです。
投資をする前に、つまりお金を動かす前に、必ず深く考えています。
これの何がいいか。
びっくりするくらい、行動指針になり得ます。
わたしはまだまだ経験が浅いため、数銘柄でしか経験したことがありませんが、実感をもって断言できます。
圧倒的に、心理的に優位に立つことができるのです。
周りが正気を失い、我先にと投げ売りしているときに、冷静でいられます。
これは大変な武器です。
いい習慣 ── 決算と段取り
少なくとも、株式投資にとっての正解は「儲かること」でしょう。
自分にとって、「とても儲かる展開」をはっきりさせ、それを洗練させる、あるいは繰り返すことにほかなりません。
この地道な作業を積み重ねて習慣に落とし込んだ結果、さらっとチャートを見たり決算に目を通すだけで、判断できるようになる(のかもしれません)。
例えば、週末に 30 分くらい時間をつかって、今週は何をしようか、計画を練ります。
- 米国 10 年債の利回りはどうなっているか?
- 雇用統計や重要なデータが発表されるか否か?
- 来週発表される保有銘柄の決算はあるか?
いわゆる、段取りと言うやつですね。
上の二つは、結構断片的なデータですね。
直近で米国のインフレ率が 5% になったと聞いています。
これに対して日本のインフレ率はマイナスの 0.1%。
雇用者数は増えているけれど、失業者率も増加している ……。
こういった断片的なニュースを自分なりに汲み取って、相場一ヶ月先、二ヶ月先、半年先、一年先にどんな風になるかをぼんやりと考えます。
当てに行くというより、間違いがわかるたびに修正していく感じ、でしょうか。
決算が重なる週は大忙しです。
なんで買ったのか、日記をめくり直さないといけませんから(笑)
良い決算でチャートが下がっているとき
当日は、まず、決算が良いか悪いかが気になります。
コンセンサス予想にビートするか否かで一喜一憂します。
悪い決算だったら、言うことはありません。10% 暴落していようが、20% 暴落しようが、さっさと売ります。
良い決算でチャートが上なら、素直に喜びます。
問題は、良い決算でチャートが下の場合。
一番肝心な点です。
良い決算でもチャートが下がっていたら、原因を探しに決算に立ち戻ります。
で、大抵の場合、買いに向かいます。
一気には買いません。
ちょっとずつ、ちょっとずつ。でも、たっぷりと買います。
世間でいうところの大暴落が起こっていない時、この辺りが買い場になることが往々にしてあるからです。
(直近だと OKTA と ZOOM かな)
いやいや、ナンピンはやっちゃいけないことでしょう? 何馬鹿なこと言ってんの!
…… なるほど。あまりナンピンという感覚はなかったですね。
だって、元々欲しかった企業で、決算も今後の見通しも良くて、しかも安く売ってくれるんですよ? 買わないっておかしくないですか?
わたしは、ビジネスモデルと、決算という数字を頼りに投資しているんです。
だから、当初の思惑が狙い通りだとわかっている限り、図々しく買いに行くことが多いです。
まあ、ここで 10〜20% 下げるときもあります。
でも、わたしは売らない事の方が多いですね。売買で生じる税金なり手数料なり、そこから得られる利益は、額が小さい限りにおいて、たいしてプラスにもマイナスにもならないからです。
むしろ、一旦売りをした後、いつ買いに行くかを考えることに時間を使うことが私にとっては負担だったので、ちょこちょことした売買はあまりしませんし、あまりおすすめもしません。
損切で得た数 % より、後々の上昇相場で上がる数 10% の利益の方が、価値がある。
そんなふうに考える面倒くさがりなだけですが(笑)
わたしにとって、「とても儲かる展開」は、上記のように「市場が間違っているっぽい」ときに購入することです。
自分にとっての「儲かる展開」を見つける
「市場が間違っているっぽい」がわかったら苦労しないよ!
おっしゃるとおり。
言葉にできないと言うのが、正直なところだったりします。
わたしが日記から見繕う限り、チャンスだと思って成功しているのは、こんな感じ。
- 製品に触れて、使えると思って調べ出したとき
- 決算の数字が良くて、コンセンサスも良かったとき
- チャートが新高値を更新したとき(笑)
一応、調べる動機はビジネスモデルですし、投資の基準は決算で、握力の源泉も決算だったりします。
でも、根っこのところは、儲かりそうだな、という感覚の部分を繰り返しているだけなんですね。
そんなもんです。
ですから、株式で上手くなるための、わたしなりの工夫を書いてきたつもりです。
まとめると、
- ニュースをみて
- 流行や商品に敏感になって
- 自分の考えたことを「実証している」
これを繰り返すだけですから。
ただ、日記をつけ始めたあたりで資産が減らなくなり、決算をみて売買するようになってから勝率が上がったことを、申し添えておきます。
わたしが資産を大きく伸ばしたのは、コロナのおかげで何を買っても儲かった瞬間だったわけで、ハイテク株の地合いは最高でした。
ひょっとしたら、わたしは素晴らしい波に乗りながら自分は不死身だと考える、格好悪いサーファーかもしれません。
実際、ビットコインの時は、波が砕けると同時に窮地に追い込まれました。そんなもんです。
だから、大金を失ったら、多分わたしはブログを更新しなくなる。そんなもんです。
ただ、チャンスは、やってみないとわかりません。
株を始めないと、チャンスをチャンスだとわかりません。
チャンスが来た時に、乗れるかどうかは、資金管理をしているか否かです。
株って、面白いですよ。信じられるのって自分の決断。
投資でしくじって、失うものは、自分の資産のみ。
しかも、資産と呼ばれるものの意味合いは、証券口座に表示されるただの数字。
周りに言いふらされるわけでもなく、最悪でも自分が落ち込むだけでケリがつく。
こんな面白い世界、ないじゃないですか。
新型コロナにも関わらず、米国人の資産は 13.5 兆ドル増えたそうです。
そのうち上位 20% が 73% にあたる 9.84 兆ドルを独り占め。
株式投資をしていたか否かが、明暗を分けることもある。チャンスって、そういうこと。
2021 年某日

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