2026年– date –
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なぜ個人投資家の配分比率が高いIPOは危ないのか|売り圧力とシンジケートの調教
IPO(新規上場)の銘柄を眺めるとき、目論見書の最後のほうに「販売予定先の内訳」が載っています。ここで個人投資家の配分比率が高い案件は、上場初日にきれいに上がっても、その後ズルズルと下げてくることがよくあります。 「個人が買ってくれているの... -
米国金利が上がる兆しがあるなら新興国投資はやめとけ|ドル吸い上げと過去の通貨危機の構造
「米国の金利が上がりそう」というニュースが出ているタイミングで、新興国株や新興国通貨建ての資産を買い増すのは、原則としてやめておいたほうが無難です。理屈は地味で、ドラマチックな話ではありません。お金が物理的にドルに吸い寄せられて、その分... -
バングラの銀行はなぜ株式配当ばかりなのか|中央銀行『現金配当制限』通達を読み解く
バングラデシュやインドの銀行株を見ていると、配当が「株式配当(ボーナス株)」ばかりで、現金配当が少ないことに気づきます。前回、株式配当は株式分割と同じで、それ自体は価値を生まないと整理しました。 では、なぜ銀行はわざわざ"価値中立"の株式配... -
バングラデシュ株の「配当15%」は高利回りではない|額面と実質利回りの基礎
バングラデシュやインドの株を調べていると、「配当15%」「配当100%」といった数字をよく見かけます。一見すごい高利回りに思えますが、これをそのまま利回りだと受け取ると、実態を6〜7倍も見誤ります。原因は「額面(par value)」という、いまの日本株... -
BRAC Bank株を1年買い増し保有|実際のリターンは+46.5%(2月ピークは+76%)
BRAC Bank株を2025年2月から買い増しながら保有しています。ボーナス株・配当を含めたトータルリターンは、2026年2月のピークで約+76%まで伸びた後、足元(6月初旬・株価69タカ前後)では約+46.5%です。 「1回買って1年で+76%」という単純な話ではな... -
初心の手紙 vol.09 ── インデックス投資と、人生を買う方法
インデックスは正しい、たぶん今後も。でも、引退日に暴落が来ないと言える人はいるか? β(市場平均)と α(個人の腕)を使い分けるコア・サテライト戦略。脳死で積み立て完了、の発想を一歩先へ。 -
「やりたいから買った」で十分だ ― 投資理由に正当化を求めるな
「なぜバングラデシュに投資しているんですか?」と聞かれて、毎回フル理由を説明する必要はありません。「面白そうだったから」で十分です。 今日は、投資判断の正当化を他人に求めない、という自分軸の話を書きます。 目次 「合理的に説明できる投資」し... -
投資リターンを「想定する」技術 —— 期待値の置き方と過去100年
投資計画を立てるとき、もっとも土台になるのが「自分はどれくらいのリターンを想定しておくか」という数字です。これを置き損ねると、あとで組むアロケーションも、取崩し計画も、必要な積立額も、すべてが砂上の楼閣になります。 一方で、ネットや書籍で... -
初心の手紙 vol.08 ── 7匹の牛と一貫性の罠
タルムード「7 匹の太った牛と痩せた牛」── 大豊作の後に大飢饉。順番を知らなかったばかりに、ビットコインで手痛い失敗を重ねた。一貫性の罠とポジポジ病。豊作の年こそ、学びを蓄えるタイミングだ。 -
若いうちから投資を始めるべき数理的な理由 —— 複利の効きは時間で決まる
若いうちから投資を始めたほうがいい、というのは投資の世界でほぼ唯一と言っていいほど広く合意されている格言です。ただ、「なぜ若いうちから始めるべきなのか」を数字で腹落ちしている人は、実はそれほど多くないです。 「複利が効くから」という一般論...